朝鮮旅行友の会第二回ツアー感想


昨年8月に発足された「朝鮮旅行友の会」が企画するツアーが昨年に続き10月12日から10月17日の日程で行われました。第二回となるこの度の旅行は季節柄一番景色を楽しめる金剛山がメインとなる日程でした。

情勢が緊張する中での旅行ということもあり皆様多少の不安があったことかと思いますが、実際に訪れた朝鮮は何一つとしてそのようなことを感じることがありませんでした。

初日の夕方に平壌到着後、黎明通りの輝かしい夜景を眺めながら朝鮮の発展を感じ、街行く人々が片手にスマートフォンを持ち歩く姿に生活の変化を見ることが出来ました。

ガイドさんやドライバーの方々もとても優しく親切であり、疲れを一切見せることなく常に元気な姿が印象的でした。

また名物である平壌冷麺や元山で食べたニジマス、金剛山の松茸などその地ならではの料理を楽しむことが出来たことも良い思い出となりました。

平壌では主体思想塔、凱旋門、中央動物園、地下鉄の乗車や蒼光幼稚園では園児たちの学ぶ様子や小公演を催していただき、他にも世界水準といわれている平壌サーカスを観覧しました。

妙香山地区では世界各国から歴代の朝鮮のリーダーたちに贈られた贈呈品が展示されてある国際親善展覧館や妙香山で最も有名なお寺である普賢寺を訪れながら朝鮮の偉大さ,歴史を感じることができました。

今回の旅行のメインである金剛山にはおおよそ8時間の道のりとなりました。

移動は大変な面もありましたが、途中の休憩所などで地元の方々とふれあいながら楽しいひと時を過ごしました。

金剛山のふもとにある外金剛ホテルに到着したのは19時、そこから疲れた体を金剛山温泉で癒し翌日の登山に備えました。

当日の天気は晴れ、気温もちょうど良く絶好の登山日和となりました。

まだ真っ赤という訳ではありませんでしたが、うっすら紅色に紅葉しはじめた金剛山を眺めながら秋を感じつつ登山を満喫しました。

旅行期間中、参加された方々と色々お話をしながら朝鮮についての考え方や価値観のみならず、これまでどのような人生を歩んできたか聞くことができたことも私にとっては良い経験となりました。

参加者の中にはまた来年も訪れたいという声もあり皆様とても充実した日々を過ごせたのではと思います。