1周年記念の集い報告

観光・旅行を通して朝鮮の歴史と文化、景象などを広く知ってもらおうと日本の有志により昨年8月に発足された「朝鮮旅行友の会」。

1周年を記念した集いを8月25日に東京の文京シビックセンター学習室で行い、日本の旅行業者、一般旅行社ら30名が参加した。

「朝鮮旅行友の会」池内久孝代表(アジア実業開発有限会社)は開会の挨拶で「朝鮮を取り巻く国際環境も大きく変わり、そんな中での友の会設立でしましたが、大勢の朝鮮旅行ファンの方々や、旅行会社の皆様、その他観光産業に携わっている方、メディアの方、それらすべての方々が朝鮮旅行友の会を支えてくれた宝物だと思っている。

また朝鮮旅行は実は勇気さえあれば普通に誰でもいつでも行けるのでこれからも、“近くて遠い国”が“近くて近い国”になるよう会員一同、進んでいきたいと思っている」と力強く語った。

続いて㈱中外旅行社の韓正治社長は「朝鮮は来年建国70周年を迎えるので観光交流促進の契機にするためにも会員の輪を広げたい」と語った。

挨拶に続き同会が企画する朝鮮旅行友の会第二回旅行<金剛山の旅5日間>の日程説明があった。

今回の集いでは朝鮮新報社編集局副局長兼平壌支局長である金志永氏をお招きし、朝鮮への旅行者に向けた講演「金正恩時代の朝鮮の歩き方と現場で見る暮らしの変化」が行われました。

朝鮮を取り巻く歴史から現在の朝鮮、人民の暮らし、観光事業に至るまで具体的に話を聞くことができた。

今回の集いに参加した人たちは「数回朝鮮に行ってわかっているので日本の報道には違和感に思う」「金剛山の案内を見てまた説明を聞いて、よくできた内容なのでぜひ行ってみたい」「いろんな人が会に参加して朝鮮の良さを感じてもらいたい」「旅行社の力で輪を広げて行きたい。

今回参加してとても良かったので朝鮮に対するイメージがかなり変わった、今後もぜひ参加したい」など感想を語り合い、今後の会の発展に大きな意義をもたらす重要な一日となった。