平壌 観光地のご案内

朝鮮の首都 平壌

緑の都市、公園の中の都市と呼ばれる平壌。
5世紀より高句麗の首都として栄え、今は300万の人口を抱える首都として、朝鮮の政治、経済、文化の中心地となっています。
歴史文化財には、大同門、普通門、大城山南門、檀君陵、東明王陵遺跡、朝鮮革命博物館、朝鮮美術博物館、朝鮮中央歴史博物館などがあります。
普通江遊園地、中央植物園、中央動物園、万寿台芸術劇場などのレジャー施設もあります。
平壌地図をご覧になるには、俯瞰図をクリックしてください。

最新事情

黎明通り

錦繍山太陽宮殿と龍興交差点の間にある新しい通り。
平壌の中心・金日成広場から北へ5km。大城区域と牡丹峰区域にまたがり、金日成総合大学や平壌外国語大学などがある地域です。
屋内は太陽熱を暖房エネルギーとする広間型受け身式太陽熱暖房技術をりようしており、窓を通過した太陽エネルギーが部屋の床と共に日光受け面を加熱して室温を高められるので夏には蓄熱体として部屋の熱を蓄熱して室温をより涼しくし、冬には放熱体として温度を高め一年中快適に暮らせます。


科学技術殿堂
市内を流れる大同江の中州、スク島に建てられた大規模な情報通信サービスセンター。中には電子図書館、地震体験室や仮想化学体験室、人工衛星運搬ロケット、恐竜化石の巨大模型や対戦型ゲームなどがあります。
営業時間:9~18時 休館:木曜日

見所

万景台(マンギョンデ)

金日成主席が生まれ、幼少時代を過ごした場所である主席の生家が、そのままの形で保存されている。

朝鮮の農家で以前にはよく建てられた軒の低い藁葺きの家や、実際に使われていた農機具、井戸、家の中の様子などを見学できます。

小高い丘を登ると大同江と平壌の街並みが一望できる亭閣―万景峰があります。

 


牡丹峰(モランボン)

平壌の中心部にあり、牡丹の花を連想させるある峰の名が、いつしかこの山全体の呼び名になりました。

平壌城の古い城壁と乙密台などの高句麗時代の遺跡、凱旋門や千里馬銅像などみどころは満載。

休日は平壌市民の憩いの場として賑わっています。

 

 


凱旋門(ケソンムン)

祖国解放の偉業を成し遂げ、独立した朝鮮に凱旋した故金日成主席の業績を称え、1982年に生誕70周年を記念して建立されました。

高さはパリの凱旋門より10m高い60m、幅19mあり門を支える4本の柱には銅製の群像レリーフがほどこされています。

 


主体思想塔(チュチェササンタプ)

金日成広場の真向かいに大同江を挟んでそびえ立つ170mのトーチ形大石塔です。

建設に使用された大理石の数は生誕70周年を記念して365個×70年の25,550個使用しました。

展望台まではエレベーターで上がることができ、平壌市内が一望できます。

 

 


大同江(テドンガン)

朝鮮の5大江の一つである大同江(長さ450km)は平壌を象徴する河で、市内中心部を貫流しています。

南北に走る江畔は遊歩道になっており、釣り場としても市民に愛されている憩いの場です。

遊覧船でのクルージングも人気です。

 

 

 


人民大学習堂(インミンテハッスプタン)

金日成広場の後ろ側に位置する、朝鮮でもっとも大きな図書館であり総合学習施設です。

朝鮮伝統形式の建物は鶴をモチーフにした34個の屋根に75万枚の青瓦がふかれています。

蔵書能力は3,000万冊、堂内には23の閲覧室と14の講義室があり、様々な講義が行われています。

1日の収容能力は1万2,000名です。

 


万景台学生少年宮殿(マンギョンデハッセンソニョンクンジョン)

学生少年の課外教育の場として、1989年に竣工しました。

母が両手を広げ子供たちを迎え入れるモチーフで建てられた宮殿内には、各部門のサークル室と2,000席劇場、体育館、プール等があり日に1万2000余人の子供たちが訪れます。

少年芸術団のアンサンブル公演はとても好評です。

 


龍岳山(リョンアクサン)

平壌でもっとも高い(標高292m)この山は、峰の形が龍を思わせるところから龍岳山と呼ばれています。

又、春にはツツジの花が一面に咲き乱れて花の山をなし、季節を通じて松林が茂る平壌八景の一つとして有名で「平壌の金剛山」と呼ばれています。

 

 

 


凱旋青年公園遊園地(ケソンチョンニョンコンヲンユヲンジ)

2010年に牡丹峰のふもとにオープンした、夜間専用屋外遊園地です。

フリーフォール、ジェットコースターなどのアトラクションと体感マシンが揃っているゲームセンター、ファーストフードレストランも併設しています。

 

 

 


朝鮮芸術映画撮影所(チョソンイェスルヨンファチャリョンソ)

首都の中心部から北方へ約16kmに位置する総合映画撮影所です。

80万㎡のオープン・セット街は開放前の朝鮮の街並みや昔の韓国や中国、日本の街並みなどを再現しています。

タイムスリップして貸衣装を着て写す、記念撮影もおすすめです。

 


朝鮮美術博物館(チョソンミスルパッムルグアン)

金日成広場をへだてて朝鮮中央歴史博物館と向かい合っている館内には、22の陳列室と小展覧室、美術作品永久保存室などがあります。

4世紀以前の古墳壁画から現代の朝鮮画、油絵、グラフィックアート、彫刻、工芸、手芸、商業美術など、各部門の美術作品が保存、展示されています。

 

 

 

 

 


万寿台創作社(マンスデチャンジャクサ)

平壌市平川区域にある、美術作品の創作と制作を専門とする芸術創作センター。

創作社でありながら販売所も兼ねています。

青磁器、朝鮮画、貴石画、油絵、刺繍、彫刻、木工細工品、そのほかの工芸品が一堂に揃う展示販売所です。

 

 


玉流館(オクリュグアン)

1960年に建てられた民族的形式の大衆食堂です。

その名は、大同江の清い流れが裾を洗う玉流岩の上に位置していることに由来しています。

玉流館では古くから名の知れた平壌冷麺をはじめ、各種朝鮮料理を堪能することができます。

 

 


清流館(チョンリュグアン)

普通江の青い流れを意味する普通江辺に位置し、川向うから眺めれば江上に浮かび上がる遊覧船のように見えます。

平壌冷麺をはじめ魚の鍋料理、チョンゴル料理、はもとより糖菓、飲料をたしなみながら過ごすこともでき、またミョンジョル(名節)には伝統料理 の薬飯(ヤクパプ)、五穀飯、シッケなどが食べられます。

 


平壌の交通

●トロリーバス : 若い女性運転手がハンドルを握り、市民の足となり市内随所を走る人気ある乗り物です。

●地下鉄 : 千里馬線、革新線の路線で東西、南北に交差して首都中心部を走る全長34kmの地下鉄は1973年9月に開通しました。

地下100mの深さにある17箇所の駅は各駅名に由来する壁画で装飾され、宮殿のごとくシャンデリアで飾られた照明はとても特徴的です。

●路面電車 : 平壌市内をさっそうと走るのが路面電車です。全長30kmの路線です。