白頭山 観光地のご案内

朝鮮の北部にそびえる白頭山は、海抜 2750m、朝鮮で最高峰の山です。

冬には雪に覆われ白く見え、夏にはその頂きを覆った浮石でやはり白く見えることから白頭山とよばれます。

頂上には、周囲18.7Km、水深384mの神秘的で透き通った天然湖の天池があります。

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見どころ

天池(チョンジ)

その大きさと水量において、世界でも稀な湖です。
最大水深384メートル、最大幅3550メートル、水量は19億5500立方メートルに達し、世界の山頂カルデラ湖の中で、最も深い水深となります。

その麓には、動脈硬化、代謝障害、慢性胃炎、気管支炎、皮膚疾患などの治療効果にきわめて優れた白頭温泉があります。


三池淵(サムジヨン)

白頭溶岩台地から5Km離れた場所にある大小3つの湖からなる天然湖。

湖上にたちこめた朝霧がうすれ、はるかに白頭山の連峰を望むとき、湖を囲む唐松林が水面に投影してかすかに揺れます。

湖の水は清く澄み、春のおとずれと共に白浜に咲きほこる花の様は、実に美しい景色です。
また、鹿やノロの群れが湖畔に集まる情趣は、汲めども尽きぬものがあります。