
博物館リスト
平壌地区「博物館」
1.朝鮮革命博物館

朝鮮革命博物館はチュチェ37(1948)年8月に設立され、金日成主席の生誕60周年(1972年4月15日)を迎えて主席の銅像を建て、万寿台の丘に新たに設立されました。
博物館はチュチェ106(2017)年、金日成主席の生誕105周年を迎えて最高の革命博物館として完璧に整備されました。
延床面積は6万350余㎡であり、100余の参観室には、朝鮮革命の全過程を歴史的に、総合的に示す数万点の事績遺物と資料が丁重に、かつ格調高く展示されています。
今日、朝鮮革命博物館は国宝の中の国宝、朝鮮人民の思想的・精神的柱となっています。
2.祖国解放戦争勝利記念館

チュチェ42(1953)年8月に開館しました。普通江畔に位置しています。
本館と大田解放作戦大型パノラマ館、野外兵器展示場からなっている記念館には80余の陳列室があります。
この記念館を見て回ると、苛烈を極めた戦闘場が目に浮かんできます。
大型パノラマ館は重要な参観対象で当時の共和国英雄と参戦老兵たちが直接講義に出演するので実感があります。
祖国解放戦争勝利記念館は、チュチェ102(2013)年7月に祖国解放戦争勝利60周年に際して一新されました。
3.朝鮮中央歴史博物館

チュチェ34(1945)年12月に開館して金日成広場の横に位置します。
博物館には、原始から近世に至る朝鮮の悠久な歴史とさん然たる文化を示す数千点に及ぶ貴重な歴史遺物と史料が展示されています。
博物館は地方の道級歴史博物館を学術的に指導しており、外国の歴史博物館との学術交流と協力を活発に行っています。
博物館では新しく発掘される歴史遺物の展示会もしばしば催されています。
4.朝鮮美術博物館

チュチェ37(1948)年8月に開館して金日成広場をへだてて朝鮮中央歴史博物館と向かい合っています。
22の陳列室と小展覧室、美術作品の永久保存室、美術作品の研究室などからなる博物館には、4世紀以前の古墳壁画から現代の朝鮮画、油絵、グラフィックアート、彫刻、漆塗り工芸、産業美術など各種の優秀な作品が保存、展示されています。
国家的な祝日には記念展覧会、移動展覧会も催されています。
5.3大革命展示館

3大革命展示館には、朝鮮人民が思想、技術、文化の3大革命の遂行で収めた成果が展示されています。
チュチェ35(1946)年8月に開館し、チュチェ82(1993)年4月に改築、拡張されました。
敷地面積が100余ヘクタールもある展示館は、3大革命記念塔、チュチェ思想著作展示館、重工業館、電子工業館、軽工業館、人工衛星館、農業館、技術革新館、野外展示場などからなっています。
野外展示場には、朝鮮人民が自力で製作した自動車、トラクター、機関車などが展示されています。
技術革新館でしばしば開かれている平壌国際商品展覧会をはじめ各展示会は参観者の人気を引いています。