平壌地区「教育機関」
1.金日成総合大学

大城区域龍南洞龍南山の丘に位置しています。チュチェ35(1946)年10月1日に創立されました。
龍南山頂には、金日成主席と金正日総書記の銅像があります。
金日成総合大学には、経済学部、生命科学部など多くの学部と法律大学、文学大学、コンピューター科学大学、平壌医学大学、平壌農業大学、桂応祥農業大学などいくつもの大学があります。
構内には、数棟の校舎と電子図書館、体育館、水泳館、研究所と出版社、実習工場、寄宿舎と食堂、病院などがあり、その他のサービス施設があります。
また多くの外国人学生が留学しています。
金日成総合大学は朝鮮最大規模の大学であり、偉大な金正日総書記の母校でもあります。
2.万景台学生少年宮殿

光復通りにある万景台学生少年宮殿は、 児童・生徒の課外教育基地の一つです。
ここでは日に数千人の児童・生徒がそれぞれの希望と素質に応じて無料でさまざまな課外活動に参加しており、学校で学んだ知識を確かなものにし、一つ以上の技術を修得しています。
宮殿はチュチェ78(1989)年5月2日にオープンし、チュチェ104(2015)年にリニューアルされました。
収容能力5000余人の宮殿には140余のサークル室と近代的な水泳館、体育館があります。
収容能力1400余人の劇場では宮殿のサークル員の芸術公演が行われています。
宮殿を見て回れば、朝鮮で「子供は国の『王様』」だと言われている言葉の真意がわかるでしょう。
3.平壌学生少年宮殿

平壌市中区域の長台丘にあります。チュチェ52(1963)年9月30日に創立されました。
収容能力4 000余名の宮殿には、子供たちを知、徳、体を兼ね備えた学生に育てるのに必要な各サークル室と図書館、体育館、劇場などが立派に整備されています。
宮殿の参観を通じて、朝鮮の教育施策と教育実態がよく分かります。
4.人民大学習堂

チュチェ71(1982)年4月、偉大な領袖金日成主席の誕生70周年にちなんで開館しました。
金日成広場の後にある。延べ坪10万余㎡で、10階建ての伝統的な朝鮮式建物です。
国の科学技術、文化知識普及の拠点であり、高等教育機関の機能も果たしています。
蔵書能力が数千万冊の書庫と20余の大閲覧室、10余の講義室、資料通報室と問答室、外国語講義室、800席総合講義室、音楽鑑賞室など600余の部屋があります。
毎日平均1万余名の読者が訪れて学習をし、講義も受けています。
6階のバルコニーからは美しい平壌市の全景を俯瞰することができます。
人民大学習堂は1年9カ月という短期間に建てられました。
5.金策工業総合大学

科学技術人材養成の最高殿堂であり、平壌市中区域橋口洞の大同江畔に位置しチュチェ37(1948)年9月27日に設立されました。
機械科学技術大学、情報科学技術大学と鉱業工学部、電子工学部など多くの学部があります。
また、研究所と電子図書館、実習工場、寄宿舎、出版社、体育館,食堂、病院、その他のサービス施設があります。
近代的な電子図書館には、電子閲覧室と遠隔講義室、新刊図書閲覧室、CD閲覧室などがあります。
遠隔講義を通じて、各科目の知識を強固にし、また新たな知識を得ています。