
スポーツ施設リスト
平壌地区「スポーツ施設」
1.金日成競技場

平壌の風光明媚な牡丹峰のふもとにあります。
金日成主席の生誕70周年(1982年4月15日)を迎えて、牡丹峰競技場が規模と能力、建築形式から施設に至るまで近代的な総合競技場に改造拡張され、金日成競技場と改称されました。
金日成競技場はまた、チュチェ105(2016)年10月に国際基準に沿って立派に改造され、その面貌は一新されました。
敷地面積は10万余㎡、延床面積は約4万6 000㎡、観覧席数は4万席です。
今日、金日成競技場では、国家的な政治・文化イベント、毎年恒例の春季、秋季マラソン競技大会をはじめ国際・国内スポーツ競技、青少年・学生や勤労者の多彩なスポーツ・文化活動が活発に行われています。
金日成競技場は、金日成主席が凱旋演説を行った由緒深い所なのです。
2.メーデー・スタジアム

平壌の名勝―大同江の島、綾羅島にあります。
競技場はチュチェ78(1989)年5月1日に竣工しました。
メーデー・スタジアムはあたかもパラシュートが大同江に降りたかのような独特な建築美を誇る世界的規模のスポーツ施設です。
延べ坪は20万7 000㎡、出入り口は80余もあります。
チュチェ78(1989)年7月、第13回世界青年学生祭典の開閉幕行事が盛大に行われました。
また、10万人の青年学生が参加し、世界にも広く知られた金日成賞受賞作品―大マスゲームと芸術公演『アリラン』と、「輝かしい祖国」、「人民の国」が内外の大きな関心の中で行われました。
周辺には、民俗遊戯場と近代的なサッカー、テニス、バスケットボール訓練場、平壌国際サッカー学校があります。
3.平壌体育館

普通江畔のチョンリマ通りの中心にあります。
チュチェ62(1973)年4月に竣工されました。
延べ坪約7万㎡、各種目のスポーツ競技を同時に行うことができます。
また、多様な国内外スポーツ行事も催されます。
体育館には、朝鮮選手たちがこれまで主要国際競技で収めた成果を見せる写真資料、優勝カップやメダルが展示されています。
チュチェ102(2013)年に改築されました。
体育館の両側には、種目別スポーツマンの彫刻像とそれにマッチして噴水公園があります。
祝日の夜景は独特な情緒をかもし出します。
4.美林乗馬クラブ

平壌市郊外の美林地区にりっぱに建設された大衆乗馬サービス基地です。
チュチェ102(2013)年10月に竣工しました。
64万4 600余㎡の広大な敷地に建設された乗馬クラブには、すばらしい走路と乗馬訓練場、乗馬知識普及室と疲労回復院、獣医病院をはじめ乗馬運動と教育に必要なすべての条件と環境が立派に整えられています。
1750mの土砂走路と1 850mの芝生走路が楕円形をなしています。
土砂走路には馬から落ちても怪我をしないように塩を混ぜた砂を敷いてあります。
乗馬クラブのすべての建物は、自然の風致にふさわしく丸木をそのまま使って装飾を施し、公園化、園林化が実現されて密林の中の別荘を思わせます。
人造滝と人造池周辺の景色もはやり名勝をそのまま移してきたようであり、テント休憩場と溶け合って牧歌的な情緒をかもし出すのです。
5.アイススケートリンク

平壌体育館周辺の普通江畔にあります。
スケート帽をかたどった独特な建築美を誇るスポーツ施設、6 000席の観覧席と近代的な設備を備えた室内氷上競技館です。
毎年2月、光明星節に際して世界的に有名なフィギュア選手が参加する白頭山賞国際フィギュア祭典が行われます。
周辺の蓮池と東屋が異彩を放っています。
夏には池を覆う美しい蓮の花が若者を誘い、冬には冬休みを過ごす子供たちの野外スケート場として利用されます。
6.青春通りのスポーツ村

青春通りは大同江畔のアンコル立体橋と光復通りの七谷立体橋を連結する通りです。
チュチェ78(1989)年、第13回世界青年学生祭典に際して建設された総合的、かつ近代的なスポーツ村です。
スポーツ村には、重量挙げ、バスケットボール、水泳、バレーボール、卓球、ハンドボール、バドミントン競技場など各種目の近代的なスポーツ競技館とテコンド殿堂、西山サッカー競技場、西山ホテル、両江ホテルなどがあります。
特色ある各種目の競技館では国際、国内スポーツ競技が盛況を呈して行われています。
7.メアリ射撃場

万景台区域の青春通りにあるメアリ射撃館は野外射撃場と室内射撃場、電子娯楽場、野外サービス室、科学研究所からなる近代的なスポーツ射撃サービス基地です。
野外射撃場にある射撃距離25mから50mまでの10個の標的などすべての設備が近代的です。
拳銃と小銃の射撃ができます。
お客様の要求により銃弾を制限なしでサービスしています。
室内射撃場では、競技用拳銃と小口径小銃による固定標的射撃競技もできるので、愛好家の人気を引いています。
電子娯楽場もお客様で賑わっています。
8.平壌ボーリング場

青年中央会館のそばにあります。
チュチェ83(1994)年2月に開館し、40のレーンがあります。
ボーリングを好む若者たちの利用する大衆スポーツ施設であり、ビリヤードルーム、食堂、カラオケ室、商店、サウナなど近代的なサービス施設が備わっています。