新時代の大マスゲームと芸術公演

「輝く祖国」が絶賛上映中

平壌で絶賛上演中の大マスゲームと芸術公演「輝く祖国」(以下、マスゲーム)は、団結の威力と高い芸術性、最新の技術が最高の形で見事に融合された、金正恩時代に初めて創作された作品だ。
マスゲームの上演は「アリラン」が最後に上演された2013年以来5年ぶり。

1時間半超の今回のマスゲームでは、朝鮮が歩んできた70年史を紐解いた。
歓迎章で始まり、
序章「日が昇る白頭山」、
第1章「社会主義 わが家」、
第2章「勝利の道」、
第3章「胎動する時代」、
第4章「統一三千里」、
第5章「国際親善章」、
終章「われらには偉大な党がある」で構成されている。

圧巻は、1万7490余人が出演するカードセクションだ。
まるでデジタル画面にように精密かつ正確な動きで、サッカー選手の得点場面、テコンドー選手の華麗な瓦割り、高層ビルが立ち並ぶ平壌の街並みなどのさまざまな場面を再現。
また、まるごと舞台にされたスタジアムの床では、1つの場面に1千人以上が出演して一糸乱れぬ動作を次々と披露した。

マスゲームの形式は、00年10月初演の大マスゲームと芸術公演「百戦百勝朝鮮労働党」や02年初演の「アリラン」を継承していると言えるが、新たな技術が多数取り入れられた。

マスゲームの初め、スタジアムの上空には光を発する多数の物体が朝鮮の国旗を描き、それらが「輝く祖国」の題名に変わる。過去のマスゲームでは見られなかったものだ。

スタジアムの床全面には白色のシートが敷かれた。
巨大な舞台を巨大なスクリーンとして使うのも新たな試み。
三次元映像効果を駆使し、舞台は一瞬にして競馬場に変わり、騎手にふん装した主人公が乗馬する光景、スキー場に変わりスキーを楽しむ光景、さらにプールで泳ぐ光景などが描かれた。

とりわけ第4章「統一三千里」では、4・27板門店宣言の履行を訴えた。
「白頭と漢拏は私の祖国」や「統一アリラン」「われらの願いは統一」などの曲が流れる中、背景台には北南首脳が抱き合う映像が映し出され、床で踊る舞踊手たちによって巨大な朝鮮半島が描かれた。

この他にも見どころ満載。マスゲームは10月10日まで上演される。