≪中外ニュース≫ 朝鮮で唯一、民泊できる七宝山の宿

現地の住民と交流、食事も共に

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「七宝山民泊宿所」(咸鏡北道)は、朝鮮で唯一、民泊を体験できる施設だ。
朝鮮の名山の一つである七宝山は外七宝、内七宝、海七宝で構成されていて、七宝山民泊宿所は海七宝の一角にある。
民家20棟が並んでいるのだが、20棟のうち13棟が朝鮮式、7棟が西洋式の建物で、広さはだいたい150㎡。

一般住民とふれあい、観光客の要求によっては朝昼晩の食事を共にすることができるのが特徴だ。
朝鮮の通常の農家のように自家菜園があり、家庭栽培の白菜やトマトなどをおすそ分けしてもらうこともできる。

この一帯は松茸の産地として有名で、海産物も豊富だ。
住宅群の数百メートル先には砂浜があり、朝鮮東海の美しい日の出を見ることができる。
夏は海水浴やバーベキューを楽しめる。
今年から馬車および乗馬サービスも始めた。
観光シーズンは4~10月で、今年は外国からの観光客があまりにも多くて受付を制限したほどの人気ぶり。
同地は平壌から約700キロ離れており、空路での移動が便利だ。
平壌国際空港―漁郎空港間の定期便(火曜日と金曜日)があり、漁郎空港からは車で約1時間半。(了)

※宿泊費は、基本は1人56ユーロですが、様々な条件によって変動するみたいです。