朝鮮では、七宝という言葉が、この世で最も美しく珍しい希少なものという意味に使われています。
七宝山は他の名山にはない独特の山岳美、渓谷美、海景色があり、天然彫刻の山岩が美しくとこの名で呼ばれるようになりました。

青い朝鮮東海に天を摩する勢いでそそり立つ多くの奇妙な峰と削り立ったような絶壁、奇岩怪石とうっそうたる樹林に覆われ、内七宝、外七宝、海七宝の三区域からなる七宝山は、深い渓谷とさまざまな模様の独特な石門、石窟、渓谷、大小さまざまな滝が自然景色を一層際立たせています。

また海の素晴らしい風景を一望に見渡すことができるため、古くから「咸北金剛」として広く知られています。
地理学的位置と環境の豊富さによって、国の獣類と鳥類の40％以上が分布している七宝山地区は2014年6月に世界生物圏保護区に登録されました。