「友の会」発足後初となる観光ツアーは11月28日から12月1日の日程で行われた。
旅行社を営む池内久孝代表を中心とした役員と事務局を務める中外旅行社が数回にわたり協議を重ねた結果、「低価格で楽しく満足のいくツアー」になったという。
観光のメインは、平壌遊覧飛行。
未来科学者通りや科学技術殿堂、悠々と流れる大同江を上空から眺めた。
また開城を訪れ、伝統や歴史の趣が残る民俗旅館で伝統料理を堪能した。
そのほかに平壌市内の高等中学校で学生たちと交流し、イルカショーやサーカスなど人気スポットを楽しんだ。
ツアーの参加者たちは「行く先々で感動と珍しさの連続で新鮮だった。
すべてに置いて人々の一生懸命さを肌で感じた」、「20年前に来ているが、いい意味で様変わりした。
旅行業者の目で見て、『売れる要素』が沢山あると感じた」と感想を述べた。
池内久孝代表は「今回の旅行日程を協議する過程で自分たちも多くのことを学んだ。
これからもっとたくさんの朝鮮ファンを作っていきたい」と抱負を語った。
今後も「友の会」は、朝鮮旅行に関する意見交換や資料の提供及び情報発信を行っていくという。